結論|人生は“一気に立て直せなくても”大丈夫だった
私は、「普通に働けなくなった時点で人生終了だ」と思っていました。でも実際には、必要だったのは“普通に戻ること”ではなく、「壊れずに生きられる形」を作ることでした。
結論:人生は“一気に立て直せなくても”大丈夫だった
福祉制度を使うこと。
小さい収入を認めること。
無理をして悪化を繰り返さないこと。
そうやって“少しずつ生き直す”考え方に変わってから、以前より少し呼吸ができるようになりました。
もし今、
「人生が止まった」
「もう普通には戻れない」
と感じていても、大丈夫です。
人生は、一気に立て直さなくてもいい。
小さくても、
休みながらでも、
生き直していく方法はあります。
「もう普通に働けないかもしれない」
そう思った時、私はかなり絶望していました。
周りを見ると、同年代の人たちは普通に働いて、結婚して、将来に向かって進んでいる。
一方の私は、体調を崩し、仕事が続かず、お金にも不安があり、“社会から置いていかれた感覚”がありました。
特に苦しかったのは、
「働けない自分には価値がない」
と思ってしまっていたことです。
私はずっと、
「もっと頑張らなきゃ」
「普通に働かなきゃ」
と自分を追い込んでいました。
でも実際には、無理をするほど体調は悪化し、さらに自信を失っていきました。
少し体調が戻ると働こうとする。
無理をして崩れる。
また焦る。
その繰り返しでした。
精神的な不調は外から見えにくいため、
- 甘え
- 怠け
- 気合不足
のように見られてしまうこともあります。
だから余計に、
「普通に戻らなきゃ」
という気持ちが強くなっていました。
でも今振り返ると、私は“普通”を追いかけすぎていたのだと思います。
本当はまず、
「壊れないこと」
の方が大切だったのに、それを後回しにしていました。
特に苦しかったのは、周りとの比較です。
SNSを見ると、
- 昇進した
- 結婚した
- 家を買った
- 投資を始めた
そんな話ばかり流れてきます。
それを見るたびに、
「自分だけ人生が止まっている」
ような感覚になりました。
将来への不安も強かったです。
- 貯金
- 借金
- 老後
- 一人暮らし
- 親亡き後
考え始めると止まりませんでした。
夜になると不安が強くなり、
「この先どうなるんだろう」
と考えてばかりいました。
特に借金をしていた時期は一日中かかってくる催促の電話で安心して寝ることができませんでした。
借金についての記事はこちらでもまとめています
→借金があっても生活を立て直す方法|福祉制度×副業で現実的に再スタートする手順
でも、そんな生活を続けるうちに、少しずつ考え方が変わり始めました。
転機になったのは、
「もう普通に戻ることだけを目標にしなくてもいいのかもしれない」
と思い始めたことでした。
もちろん、最初はかなり悔しかったです。
周りと同じように働けないことも、
収入が少ないことも、
将来が不安なことも。
でも、無理をして悪化することを繰り返すうちに、
「今の自分に合った生き方を探した方がいい」
と思うようになりました。
そこで少しずつ、
- 福祉制度
- 就労支援
- 小さい働き方
- 在宅ワーク
を受け入れ始めました。
正直、最初は抵抗もありました。
「もっと頑張るべきじゃないか」
「制度に頼るのは弱いことじゃないか」
そんな気持ちもありました。
でも実際には、助けを使わなければ生活が壊れていたと思います。
日本には、
- 障害年金
- 自立支援医療
- 就労支援
- 生活保護
など、生活を支える制度があります。
FP3級の勉強でも感じましたが、日本は“知らないと損をする制度”が本当に多いです。
もちろん制度だけで人生が急に楽になるわけではありません。
それでも、
「全部を一人で抱えなくていい」
と思えたことはかなり大きかったです。
そんな中で、私を救ってくれたのが“小さい収入”でした。
世の中では、
- 月収100万円
- 副業成功
- FIRE
- フリーランス成功
そんな情報が目立ちます。
でも、本当に苦しい時に必要なのは、
“今月を少し安心して生きられる感覚”
でした。
月1万円。
数字だけ見れば小さいかもしれません。
でも絶望していた時の1万円は、本当に大きかったです。
「まだ社会と繋がれている」
そんな感覚がありました。
以前、その時のことをこちらの記事でも書きました。
→【月1万円の工賃で『人生終わり』じゃないと思えた話|小さな収入が変えたこと】
苦しい時って、
“普通に働く”
こと自体が高いハードルになります。
だからこそ、小さい収入でも意味がありました。
最近は在宅でできる仕事も増えています。
- ブログ
- Webライター
- データ入力
- ポイ活
- アンケート
- スキル販売
など、小さく始められるものもあります。
またB型事業所やA型事業所、就労移行支援事業所などでも在宅でできる所も増えてきました。
もちろん、すぐに大きく稼げるわけではありません。
でも、“少し前に進める感覚”は、本当に大切でした。
以前の私は、
「ちゃんとしなきゃ」
を強く持ちすぎていました。
- 普通に働かなきゃ
- 稼がなきゃ
- 将来に備えなきゃ
- 一人前にならなきゃ
ずっとそう考えていました。
でも、心も体も限界だった時に必要だったのは、“根性”ではなく“立て直し”でした。
そこで私は、
「まず壊れない生活を作ろう」
と考えるようになりました。
例えば、
- 固定費を見直す
- 在宅中心にする
- 無理な付き合いを減らす
- 支援制度を使う
- 小さい収入を積み重ねる
などです。
FP3級でも学びましたが、家計管理は“収支のバランス”が大切です。
ただ実際には、
“心の余裕”
も同じくらい重要だと感じました。
どれだけ正しい節約でも、無理をしすぎれば続きません。
だから私は、
「続けられる生活」
を優先するようになりました。
完璧じゃなくてもいい。
今日は少し外に出られた。
固定費を少し下げられた。
小さい収入が入った。
それだけでも前進だと思うようになりました。
昔の私は、
「人生を変えなきゃ」
と焦っていました。
でも実際には、人はそんな簡単に変われません。
特に、心や体が限界を経験した後はなおさらです。
だから今は、
“一気に変える”
より、
“小さく立て直す”
ことを大切にしています。
もし今、
「もう普通に働けない」
と苦しんでいる人がいたら、伝えたいです。
人生は、フルタイムで働けなくなったら終わりではありません。
遠回りでも、
小さくても、
休みながらでも、
生き直していく方法はあります。
私自身、今も立て直し途中です。
それでも以前より、
少しだけ呼吸ができるようになりました。
だから今は、
「普通になること」
より、
「壊れずに生きること」
を大切にしています。



コメント