月1万円の工賃で『人生終わり』じゃないと思えた話|小さな収入が変えたこと

再出発

結論|月1万円でも「完全な絶望」から抜け出すきっかけにはなった

結論:月1万円の工賃で人生が劇的に変わったわけではありません

借金が消えたわけでもない。
双極性障害や不安が治ったわけでもない。
将来への不安も、今でもあります。

でも、就労継続支援B型に通い、月1万円の工賃をもらったことで、

「人生終わりではないのかもしれない」

と少しだけ思えるようになりました。

以前の私は、

「もう普通の人生には戻れない」

本気で思っていました

働けない
お金もない
社会から取り残されている感覚だけが強くなっていく

周囲は普通に働いているのに、自分だけ時間が止まっているようでした。

でも、B型に少しずつ通い、小さな工賃を得たことで、“完全なゼロ”ではなくなった感覚がありました。
そして決してB型ではなく初めに就労継続A型という選択肢を選んでもよいと思います。

この記事では、そんな「小さな回復」の話を書きます。


働けなくなった時、「人生終わり」だと思った

私は元々、「普通に働かなければいけない」と強く思っていました。

社会人になったら毎日働く。
収入を得る。
周囲と同じように生きる。

それが当たり前だと思っていました。

でも実際は、うまくいきませんでした。

無理をして働いては体調を崩し休んでは自己嫌悪になり、また無理をする

の繰り返しでした。

特に苦しかったのは、「働けない自分」認められなかったことです。

世の中には、普通に仕事へ行っている人がたくさんいます。

SNSを開けば、

  • 昇進
  • 結婚
  • 子育て
  • 旅行
  • マイホーム

そんな情報が流れてくる。

それを見るたびに、自分だけ人生から取り残されているような感覚になりました。

ある時期から、私は「普通に働く」ということ自体に強い恐怖を感じるようになりました。

朝になると動悸がする。
電話が怖い。
人間関係で消耗する。
失敗すると何日も引きずる。

頑張れば頑張るほど壊れていく感覚でした。

そして最終的に生活保護を受けることになりました。

正直、最初はかなり抵抗がありました。

「人生終わった」
「負けた」
「もう普通には戻れない」

そんな気持ちが強かったです。


社会人として働いている夢を何度も見た喪失感        

生活保護を受け始めた後も、ずっと苦しかったです。

特に大きかったのは、“社会との距離”でした。

平日の昼間。

外を見ると、みんな働いている。

会社員も学生も動いている。

でも自分は動けない。

その感覚がかなりつらかった。
私は自分が学生時代や社会人として働いている夢をよく見ます
そして朝起きて無意識に準備を始めようと動いてしまうことも月に何度かありました。
その瞬間、強い虚無感襲われることがありました

コンビニへ行くだけでも、「自分だけ止まっている」ような感覚がありました。

SNSを見るのもしんどかったです。

誰かの成功を見るたびに、自分だけ人生が止まっている気がした。

「このまま一生終わるのかな」

そんなことばかり考えていました。


B型作業所に行くことすら最初は怖かった

そんな時勧められたのが、就労継続支援B型でした。

でも最初は、正直かなり抵抗ありました

「自分はそこに行く人間なのか」

という感情があったからです。
今まで正社員として働いていたという事もありました。

今思えば、それは偏見だったと思います。

でも当時は、

  • 障害を認めたくない
  • 普通を諦めたくない
  • 周囲に知られたくない

そんな気持ちがかなり強かった

実際、初日はかなり緊張しました。

周囲と比較してしまう
うまく話せない
疲れる
帰宅後はぐったり

「やっぱり無理かもしれない」

と何度も思いました。

でも、それでも少しずつ通いました。

毎日ではありません

休む日もありました

体調が悪い日は、本当に動けませんでした。

それでも、「完全に社会との繋がりが切れていない」という感覚だけはありました。

それが当時の自分にはかなり大きかったです。


月1万円の工賃が持っていた本当の意味

そしてある月、工賃として1万円ほどを受け取りました。

世間的に見れば、小さな金額かもしれません。

ネットでは、

「月1万円なんて意味ない」
「そんな金額では生活できない」

と言う人もいます。

確かに、月1万円だけで生活は変わりません

でも、当時の私には大きかった。

なぜなら、その1万円は、

「自分で動いた結果、得たお金」

だったからです。
月1万円の工賃は、そんな状態の中で初めて見えた“小さな回復”だったんです。
「月1万円なんて意味がない」

以前の私も、正直そう思っていました。

でも実際は、“完全なゼロではなくなった”感覚がかなり大きかったです。

そして少しずつ、

  • 外に出られるようになった
  • 在宅で作業できる時間が増えた
  • 「もう少し生活を立て直したい」と思えるようになった

そんな変化がありました。

実際、私はその後、在宅で少しずつブログにも挑戦するようになりました。

最初から大きく稼げたわけではありません。

でも、「月1万円→次は月3万円」を目標にすると、現実的に考えやすくなりました。
そしてそのために「月0円→次は月1円」ともっと小さな目標を設定しました。

私はその時まで、ずっと「何もできない人間」だと思っていました。

でも、B型に通い、少し作業をして、その結果として工賃が入った。

それだけで、少しだけ感覚が変わりました。

特に大きかったのは、

「完全に終わったわけじゃないのかもしれない」

と思えたことです。

月100万円じゃありません
大成功でもありません

でも、“ゼロではない”。

その感覚が本当に大きかった

私はその頃、ずっと「人生終わり」という感覚で生きていました。

👉 在宅ワークで月3万円稼ぐロードマップ|B型収入も含めた現実的ステップ


工賃をもらって変わったこと

工賃をもらったことで生活が劇的に変わったわけではありません

借金問題が一気に解決したわけでもない
不安が消えたわけでもない

でも、細かい部分が少しずつ変わりました。

例えば、スーパーで好きな飲み物を買う時。

以前は、

「自分は何もしていないのにお金を使っている」

という罪悪感がかなり強かった。

でも、工賃をもらってからは、

「これは自分で動いて得たお金なんだ」

と思えた。

その感覚は想像以上に大きかったです。

また、家族への罪悪感も少し減りました。

もちろん、月1万円で家計を支えられるわけではありません。

それでも、“完全に支えられるだけの存在ではない”という感覚が持てた。

そして何より、

自分にもまだできることがあるのかもしれない

と思えたことが大きかった。

精神的に限界だった時期は、本当に未来が見えませんでした。

1週間後のことすら考えられない。
将来なんて想像できない。

でも、月1万円の工賃をもらった頃から、少しだけ、

もう少し生きてみようかな

と思える瞬間が増えました。


在宅のB型事業所という選択肢も増えている

以前の私は、B型に対してかなり偏見を持っていました。

普通に働けない人が行く場所

そんなイメージがありました。

でも実際は違いました。

就労継続支援B型は、

「壊れた生活を少しずつ立て直す場所」

でもあったんです。

最初から完璧に社会復帰しなくていい

毎日フルタイムで働けなくてもいい

まずは、

  • 外に出る
  • 人と関わる
  • 少し作業する
  • 小さな収入を得る

そこから始めてもいい。

それだけでも、止まっていた人生が少し動き始めることがあります。

実際、当時の私にはその“小ささ”が必要でした。

もしあの時、

「すぐ正社員を目指そう」
「もっと頑張ろう」

と言われていたら、逆に壊れていたと思います。

だから今は、「小さく回復する」という考え方がすごく大事だと思っています。
また現在は2019年以降コロナ禍等で完全在宅のB型事業所も増えてきています。
私は完全在宅のB型事業所で一日4時間週5日のペースまで少しづつ時間数を増やし、副業について確定申告を自分で行うという条件で2026年5月5日からブログをスタートしています。

追記2026年5月5日スタートしたブログが5月7日時点で0→40PVまで伸びました。


今つらい人へ伝えたいこと

もし今、

  • 働けない
  • お金がない
  • 人生終わりだと思っている
  • 周囲と比較して苦しい
  • 社会から取り残された感覚がある

そんな状態なら、まず伝えたいことがあります。

それは、

最初から大きく変わろうとしなくていい

ということです。

今のネットは、極端な成功談が多すぎます。

  • 月収100万円
  • 人生逆転
  • 大成功

そういう情報を見ると、自分だけ何も進めていないような感覚になります。

でも現実は、そんなに簡単じゃない。

特に、精神疾患や発達障害、生きづらさを抱えながら生活している人にとっては、“生き延びること”自体がかなり大変です。私の実体験を例に挙げると正社員として入退職を繰り返し継続できない私よりも毎日B型事業所に通い自分のペースで無理のない範囲でコツコツと継続できていた障碍仲間の友人の方が最終的には貯金できていたという経験上小さく継続していく事がなによりも大切だと思います。

だから私は、月1万円でも意味があると思っています。

月1万円で人生が完成するわけではありません。

でも、

  • 少し外に出られた
  • 少し社会と繋がれた
  • 少し自信が戻った
  • 少し未来を考えられた

それだけでも、かなり大きい。

人生は、いきなり全部変わることの方が少ないと思います。

むしろ、小さな回復が積み重なっていく。

だから今、「自分は終わっている」と感じている人ほど、小さな変化を否定しないでほしいです。


まとめ|小さな収入は、小さな希望にもなる

月1万円の工賃で、人生が劇的に変わったわけではありません。

今でも不安はあります
体調の波もあります
将来への恐怖もゼロではありません

でも、あの頃のような“完全な絶望ではなくなりました

以前の私は、

「何もできない」
「もう終わり」

と本気で思っていました

でも、就労継続支援B型に少しずつ通い、月1万円の工賃をもらったことで、

「まだ終わっていないのかもしれない」

と思えるようになった

小さな収入は、小さな希望にもなります。

そして、就労継続支援B型は、“人生終わりの場所”ではなく、

「もう一度、生き直すための中継地点」

なのかもしれません。

もし今、人生が止まったように感じているなら、最初から大きく変わろうとしなくて大丈夫です。

まずは、“完全なゼロ”ではなくなること。

そこから少しずつ、人生が動き始めることもあります。
自分のペースでできる仕事を選び、無理なく継続していきましょう。

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