結論|「収入を増やす」より先に、“生き延びられる生活”を作ることが大切だった
働けなくなった時、私は「人生が終わった」と本気で思っていました。
今まで当たり前だったことが、急にできなくなる。 朝起きられない。 人と関わるだけで消耗する。 働こうとしても心と身体がついてこない。特に気分が落ちている時の私にとっては何をするにもしんどいと感じてしまう事は多くあります。
それでも生活費は毎月かかります。 家賃。 食費。 通信費。 保険。 税金。
働けないのに、お金だけは減っていく。
スマホで通帳残高を見るたびに、
「あと何ヶ月生きられるんだろう」
と考えていました。
残高が減っていく恐怖は、
“お金がない”というより、
“未来がなくなっていく感覚”
に近かったです。
当時の私は、“収入を増やさなければ生きていけない”と思い込んでいました。 後からFPの勉強をして分かったのですが、、真っ先に必要だったのは「生活費を減らすこと」でした。
もちろん、収入を増やすことも大切です。 ただ、心身が限界の状態で無理に働こうとしても、さらに悪化して動けなくなることがあります。
だから私はまず、「少ないお金でも生き延びられる生活」を作ることから始めました。
すると不思議なことに、“今すぐ働かなければ終わる”という焦りが少しずつ減っていきました。
この記事では、実際に私が生活費を減らしながら生き延びた方法を、現実ベースでまとめます。
同じように、
- 働けなくなって不安な人
- お金が減っていく恐怖を感じている人
- 「もう終わりだ」と感じている人
- 生活を立て直したい人
の参考になれば嬉しいです。
働けなくなると、まず「お金の恐怖」が襲ってくる
働けなくなった直後、一番苦しかったのは“将来”ではありませんでした。
「今月どうやって生きるのか」
でした。
特に真面目な人ほど、
- 働けない自分はダメ
- 収入がない自分には価値がない
- 早く元に戻らなければ
と思ってしまいます。
私もそうでした。
でも、実際に必要だったのは「根性」ではなく、“生活コストを下げること”でした。
月30万円必要な生活と、月10万円で維持できる生活では、精神的な余裕が全く違います。
生活費が高い状態だと、休むこと自体が怖くなります。
逆に、最低限の生活費で回る状態を作れると、「今は回復を優先していい」と考えやすくなります。
つまり、生活費を減らすことは“節約”ではなく、“生存戦略”でした。
最初にやったのは「固定費」を減らすことだった
生活を立て直す上で、一番効果が大きかったのは固定費の見直しでした。
固定費は、一度下げると毎月自動で効果が続きます。
逆に、食費だけを我慢する節約は精神的にかなりきついです。
私が特に見直したのは次のような部分でした。
通信費
大手キャリアを使っている場合、格安SIMに変えるだけで毎月数千円変わることがあります。
心身が不安定な時は、固定費を下げるだけでもかなり違います。
特に今は、スマホ代を月1,000〜3,000円台にできることも珍しくありません。
「小さな金額」と思うかもしれません。 でも、毎月5,000円減るだけでも年間6万円です。
働けない時期の6万円はかなり大きいです。
サブスク
使っていないサブスクも整理しました。
動画配信。 音楽。 ゲーム。 有料アプリ。
月数百円でも、積み重なると大きくなります。
特にメンタルが不安定な時は、「契約していること自体」を忘れていることもあります。
一度全部見直して、本当に必要なものだけ残しました。
保険
保険も見直しました。
不安が強い時ほど、「保険に入っていないと危険」と感じやすいです。
以前は生命保険に加入していましたが、保険を見直した結果、解約しました。
過剰な保険料が生活を圧迫していることもあります。
もちろん必要な保障は大切ですが、“今の自分の生活”に合っているか確認することは重要でした。
家賃
家賃は特に大きい固定費です。
引っ越しは簡単ではありません。 でも、収入が大きく下がった場合、住居費を見直すだけで生活難易度がかなり変わります。
実際、生活保護や住居確保給付金など、住まいを支える制度もあります。
「家賃を払えなくなる前」に相談することが本当に大切です。
「節約」より、“回復できる生活”を優先した
昔の私は、節約=我慢だと思っていました。
でも実際には、“回復できる状態を維持すること”の方が大切でした。
例えば、食費を削りすぎる。 エアコンを我慢する。 必要な通院を減らす。
こうした節約は、短期的にはお金が減りにくくなります。
でも、心身をさらに悪化させることがあります。
すると結果的に、もっと動けなくなる。
これは本末転倒でした。
だから私は、
- 睡眠
- 通院
- 薬
- 最低限の食事
- 安心できる環境
には、できるだけお金を使うようにしました。
逆に、見栄や世間体に関係する支出はかなり減らしました。
断捨離も定期的に行っているのですが、不思議と物が減るにつれて
“生きるために必要なもの”
も少しずつ分かるようになっていきました。
働けなくなると、「普通に生きなければ」と焦ります。
でも、“普通”を維持しようとすると、逆に壊れることがあります。
その時期は、「今の自分に必要な生活」に合わせ直すことが大切でした。
支援制度を使うことは「甘え」ではなかった
正直、最初は支援制度を使うことにかなり抵抗がありました。
- もっと頑張るべきでは
- 自分より大変な人がいる
- まだ使うほどではない
そう考えていました。
でも実際には、限界を超えてからでは動けなくなることがあります。
だからこそ、早めに相談することが本当に重要でした。
例えば、状況によっては以下のような制度があります。
- 傷病手当金
- 失業給付
- 自立支援医療
- 障害年金
- 住居確保給付金
- 生活保護
- 社会福祉協議会の貸付制度
もちろん、人によって使える制度は違います。
ただ、「知らないまま苦しみ続ける」より、相談してみる価値はあります。
特に精神的に追い込まれている時は、自分だけで情報を調べるのもかなり大変です。
その場合は、
- 市役所
- 福祉課
- 相談支援事業所
- 精神保健福祉センター
- 病院のPSW(精神保健福祉士)
などに相談するのも一つの方法です。
私は、「制度を使ったら終わり」だと思っていました。
正直、生活保護を使うことにはかなり抵抗がありました。
「ここまで来たら終わりだ」
とすら思っていました。
でも実際に申請が通ってからは、
“今月どう生きるか”
だけを考え続ける状態から、少しずつ抜け出せました。
あの時初めて、
「少し休んでもいいのかもしれない」
と思えたのを覚えています。
まだ不安はありますが、“立て直すまでの時間を作るため”に制度がありました。
「今すぐ元に戻る」を諦めたら、少し楽になった
働けなくなると、どうしても「早く元に戻らなければ」と考えてしまいます。
私もずっと、以前の自分に戻ろうとしていました。
でも、それが逆に苦しかったです。
元気だった頃の基準で、自分を責め続けていたからです。
- まだこれしかできない
- 前はもっと働けた
- こんな生活ではダメ
そうやって、自分を追い込んでいました。
でも、生活費を減らし、“今の状態でも生きられる形”を作ってから、少しずつ考え方が変わりました。
「今は回復期なんだ」
と思えるようになったんです。
すると、不思議と少しずつ動ける日も増えていきました。
回復は一直線ではありません。
良くなる日もあれば、動けない日もあります。
だからこそ、“無理して戻る”より、“壊れない生活”を作る方が大切でした。

小さく働くことから始めた
生活費を下げられると、「フルタイムで働かなければ終わり」という状態から少し離れられます。
すると、“小さく働く”という選択肢も見えやすくなります。
例えば、
- 在宅ワーク
- クラウドソーシング
- 短時間勤務
- 軽作業
- 障害者雇用
などです。
もちろん、最初から大きく稼げるわけではありません。
でも、「少しでも収入が入る」という経験は、精神的にかなり大きかったです。
特にブログは、すぐに結果は出ません。
ただ、自分の経験が誰かの役に立つ可能性があります。
そして、積み上がる形の資産にもなります。
働けない時期があると、「社会から取り残された」と感じやすいです。
でも実際には、“今の状態でもできる働き方”を探すことはできます。
重要なのは、「以前と同じ働き方」にこだわりすぎないことでした。
まとめ|「生き延びる」が最優先でよかった
働けなくなると、「終わった」と感じることがあります。
私もそうでした。
でも実際には、“生活を小さくする”ことで、生き延びられる可能性はありました。
- 固定費を下げる
- 支援制度を使う
- 無理に元に戻ろうとしない
- 回復を優先する
- 小さく働く
こうしたことを積み重ねることで、少しずつ生活は変わっていきました。
特に大切だったのは、“今すぐ普通に戻ること”ではなく、“壊れない生活を作ること”でした。
今も、毎日順調というわけではありません。
動けない日もあります。
不安になる日もあります。
それでも、
“生き延びられる生活”
を作れたことで、
以前より「もう終わりだ」と思う時間は減りました。
今は、少しずつブログを書いたり、
小さく積み上げたりしながら生活を立て直しています。



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